当院では、現在のお口の中の状態から体の炎症にどの程度つながっているかどうかを検査したり、体がどの程度健康でいられているかなどをお調べする検査に力を入れています。
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当院では、現在のお口の中の状態から体の炎症にどの程度つながっているかどうかを検査したり、体がどの程度健康でいられているかなどをお調べする検査に力を入れています。
お口の健康状態とお体の健康状態を合わせて知ることができる診査メニューです。
口腔領域の詳細な診査とお体の情報を融合することにより問題点や原因、治療アプローチをわかりやすくします。
必要に応じて他科の医療機関へのご紹介をおこなうこともあります。
口腔領域のCTスキャン、かみ合わせ・顎関節症の診査、唾液の質の検査、歯周病の悪玉菌(P.g菌)のPCR検査、体のAGEs(糖化度)検査、体の炎症(高感度CRP)検査、がん検診、血圧・体温・SpO2(酸素飽和度)など総合的に診査をさせていただき、結果をご説明させていただきます。所要時間は45分~60分ほど頂戴しております。
かつて、歯科医院はむし歯の治療であふれていました。人気のラーメン屋さんのように行列ができる歯科医院もあったと聞きます。その当時はむし歯を主体とした「痛い」「噛めない」などの問題を解消するために地域の歯科医院が存在していた言っても過言ではないほど、急性期の痛みをとる処置が主体でした。
8020運動という運動をご存じでしょうか。80歳で20本以上の歯を残すという運動です。8020運動の功績により、現在では高齢者の2人に1人が20本以上の歯を持つ状態にまでなりました。
現在は、歯がたくさん残ったために、歯の周りの組織に起こる歯周病が歯の病気の主体となるようになってきました。疾病の構造が変化したのです。
歯周病は「サイレントキラー」の異名を持ち、痛みがなく、糖尿病や心筋梗塞・脳梗塞、アルツハイマー型認知症などの全身の病気に関連することがわかってきました。
かつての歯科医療のように、「病気があってから処置を行う」「痛みが出てから歯の神経を除去する」「歯が割れてから歯を抜く」「口が臭くなってから歯科医院へ行く」「認知症や脳梗塞、糖尿病などの全身の病気になってから歯の重要性に気づく」といった部分を解消するために、予防や健康増進部分に特化したヘルシーライフプログラムをご提供しています。
現在の日本では、健康寿命を延ばすために何ができるかということが各方面で着手されています。健康寿命とは、わかりやすくいうと「寝たきりになるまでの年齢」です。現在の日本では男女ともに平均して約10年間は寝たきり、もしくは誰かの介護を必要とする状態になっているといわれており、健康寿命を延ばすために全身の病気を防いでいく重要性が再認識されています。
当院のヘルシーライフプログラムでは、上記のような問題を解消すべく、病気の予防や軽微な不調の解消、健康増進、パフォーマンス向上に力を注いでおります。ぜひご利用ください。
※ヘルシーライフプログラムはすべて自由診療になります。
かみ合わせや骨格や唾液検査の情報による口腔領域の診査と、血液検査や尿検査データを用いた全身の体内環境や代謝の診査をまとめて行うドックです。
主に口腔内診査、歯の模型診査、エックス線写真を用いて行います。
主に問診、口腔内と顎関節の診査、CTおよび単純エックス線診査、唾液検査、口腔細菌検査、AGEs(糖化度)検査などをもとに行います。
主に問診・血液検査データなどをもとに行い、必要に応じて医科と連携します。
問診データや血液検査・尿検査データなどを用いて行います。
主に、口腔内にアマルガムなどの水銀を含んだ銀歯がないかどうかの診査、血液・毛髪・尿のサンプルから体内の重金属の蓄積量について診査を行います。
お口の中の歯周病と虫歯、がん、顎関節症などの病気の診査および予防についての項目を主体としたコースです。「お口の中の病気の診査」と「むし歯と歯周病の予防に関する診査とご指導」を行います。
主に、かみ合わせや歯並びの関係について診査を行いたい方へ向けたコースです。口腔内や顎関節の診査、歯の模型を用いた顎の機能の検査、エックス線写真を用いた骨格とかみ合わせの検査などを行います。「かみ合わせと骨格の診査」を行います。
治療が必要な場合には、矯正治療やインプラント治療、補綴治療(かぶせ物などの治療)を複合して治療計画をたててご説明します。
血液検査による栄養解析、尿検査(有機酸検査)による腸内環境(腸カンジダ症など)の診査、問診によって、現在の栄養状態と代謝の診査を行います。「全身の病気の有無や健康状態の診査」「現在の栄養状態や代謝についての分子栄養学的な解析 」を行います。
主に、体内に蓄積した重金属を検査して、重金属を体外へ排出するための内容に重きを置いたコースです。水銀やヒ素、カドミウムなどの有害ミネラルとして位置づけられるものの体内の蓄積や排泄能力を明らかにするため、血液・尿・毛髪をサンプルとして検査を行います。
重金属の蓄積がみられた場合には、排泄に必要な方法をご説明いたします。
むし歯や歯周病やかみ合わせの治療など各々個別に内容が異なるため、実際にご説明の上決定していきます。
治療内容すべてではないですが費用については料金表のページをご参照ください。
指先からの少量の採血(ほぼ無痛)で検査ができます。高感度CRPといって体の中で炎症が起きているかどうかを精密に調べる検査項目です。
例えば、中等度~重度の歯周炎や根尖性歯周炎(歯の神経を取った数年後などに根の先の部分に膿が溜まる病気)があるのではないかとエックス線写真から疑われる場合、痛みがないし今後積極的に治療をするべきかと悩んでいる場合など参考の値となります。
高感度CRPが高い=お口の中に炎症があるという確定にはなりませんが、体の炎症状態を簡便に知れるので、お口の中に問題がない場合は医科などへご紹介することも可能です。
少量の水を10秒ほど軽くゆすいで頂くだけで検査ができます。
唾液の状態から、細菌の総数、虫歯菌の数、唾液が酸性かどうか、唾液が酸性な環境を中性へ近づける能力があるかどうか(緩衝能)、唾液中に白血球や炎症性のタンパク質がないかどうかを調べることができます。
結果を見ることによって、あなたが今後どんなことに気を付けて生活していけば歯の病気や生活習慣病を未然に防げるかということについて参考にすることができます。
唾液のpH、酸性度、緩衝能、アンモニア、むし歯菌の活発度、白血球、タンパク質などを測定することができます。むし歯リスクや歯周病リスクを知り今後予防へつなげていきたい方へおすすめです。
AGEs(終末糖化産物)は、糖とタンパク質がくっついてできた成れの果ての物質といわれています。左手の中指を光で測定するので無痛で簡便に検査が行えるのが特徴です。
血糖値のコントロールがうまくいかない場合にも、AGEsは蓄積していきます。歯周炎があると血糖値のコントロールもしにくくなることから、歯周炎とも関連があります。
また、口から入るAGEsとしては揚げ物や焼き物、加工食品などに多く含まれているといわれておりますので、食生活の中でAGEsを貯めないコツなどをご指導させていただくようにしております。ただただ、揚げ物を食べないようにということは難しいと思いますのでご安心ください。
余談ですが、お顔のしわやたるみなど、顔年齢との相関があるとのデータも出ていることから、長くお若い見た目でいたい方にもAGEsのケアはおすすめです。
体内の糖化度を指先から無痛で測定できる検査です。糖化度が高いことが口の渇きやすさと関わっていたり、歯周病の治りやすさと関わっています。体の糖化度は、体の老化とも密接にかかわっており、今後のお体の健康を維持・増進していくためにも大変参考になる検査項目です。
「どのような食生活をするべきか知りたい。」「どのようなサプリメントを飲むべきか知りたい。」「健康診断では良い判定なのに体の不調を感じている。」「寝ても疲れが取れないことがある。」「昼や夕方に眠くなることがある。」「足がつりやすい。」「爪が荒れやすい。」「歯周病の治療をしていても治りにくい。」「体にアザができやすい。」などの症状やご要望がある場合に、血液検査を行って栄養状態を解析する方法があります。
詳しくは当院までお問い合わせください。
胃酸の出やピロリ菌の抗体の値から、胃炎やピロリ菌の感染のスクリーニングができる検査です。
血中のビタミンDの濃度をはかる検査です。
食生活・運動・呼吸・唾液の排出、サプリメントの選び方など総合的にカウンセリングを行います。
アルツハイマー型認知症、非アルコール性肝炎などの全身疾患との関わりが明らかになっている歯周病菌です。
数値で結果を表示させるP.g.(歯周病)菌検査です。
測定はPCR法を用いているので、精度の高い検査結果が得られます。
糖尿病の方が血液検査の指標に用いている検査項目です。
指先からの採血で調べることができます。
腸内細菌叢(腸内フローラ、マイクロバイオーム)の菌の割合を便検査することができます。ビフィズス菌や痩せ菌、口腔内の細菌などが腸内にどの程度の割合で存在しているかどうかを検査できます。検査データを基に、消化器内科などの医療機関と連携を取ることも可能です。
マグロなどの大型魚に含まれるメチル水銀、アマルガムという水銀を含んだ銀歯に含まれる無機水銀などの体内の蓄積量を測定するための検査です。
日本人の0.1~0.5%程度の方がG6PDという酵素の活性がないあるいは低いことが知られています。高濃度ビタミンC点滴25gを希望される方は、溶血(貧血)が起きる体質ではないか調べ、安全に点滴治療が受けられるか事前に検査が必要です。
通常のX線診査では確認することができないような病変が見つかることがあります。通常のX線撮影では二次元の画像しか得られないためです。歯を色々な方向から見ることができたり、上顎洞と言って副鼻腔との関係を見たり、下顎管という神経や血管との関係を見たり、顎の骨の中に出来た腫瘍などが発見できたりすることもあります。
CTについての詳細はよくある質問をご覧ください。
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